セミナースマート社会実現のための通信インフラLPWANセミナー

IoT時代の通信インフラ LPWA

2018.07.30 · 京都大学名誉教授 / 理化学研究所 理事 美濃 導彦
ZETAアライアンスへの入会について
OVERVIEW ― 概要詳細

この資料は、IoT時代における通信インフラの要となる無線技術「LPWA(=低電力で広域通信が可能な無線方式)」について、情報社会の歴史的背景からその仕組み、今後の展望までを分かりやすく解説したセミナー発表資料です。

    この資料でわかること
  • フィジカル世界(=現実世界)とサイバー世界(=情報世界)が融合するIoT社会の全体像
  • LPWAが「低電力(Low Power)」かつ「広域(Wide Area)」な通信を実現できる技術的な仕組み
  • 免許不要の周波数帯(920MHz帯など)を用いた多様な通信規格の特徴と今後のインフラのあり方
人からモノへIoT通信に求められる特性
低電力×広域限られた電力で遠くへ届く工夫
地産地消ローカルコミュニティでの活用

背景・目的

インターネットの普及により、私たちの生活にはサイバー世界(=インターネット上の情報世界)が出現しました。さらにIoT(=あらゆるモノをインターネットに接続する技術)の進展によって、現実世界のあらゆる情報がデータ化され、人工知能(AI)を介して社会に還元される仕組みが整いつつあります。

しかし、山林や農場、水道メーターなど、電源の確保が難しく広範囲に分散した「モノ」を接続するには、従来の高速・大容量なモバイル通信(携帯電話など)ではコストや消費電力の面で対応しきれません。そこで、IoT専用の新しい通信インフラとして注目されているのが「LPWA」です。

「常時接続・高速通信」を求める人間用の通信から、「低頻度・低速・省電力」を求めるモノ用の通信へ。

取り組み・わかったこと

本資料では、LPWAがなぜ低電力と広域通信を両立できるのか、その仕組みを技術的な視点から解説しています。通信頻度を減らしてスリープ時間を長くすること、通信帯域を狭くすること、そしてスター型やメッシュ型(=バケツリレー式にデータを中継する接続形態)などの接続トポロジーを組み合わせることで、電池一つで数キロメートル以上の通信を可能にしています。

この技術は、スマートメーターの自動検針、インフラの老朽化監視、農地や自然環境のデータ収集、さらには地域の見守りや防災など、多様な場面で役立ちます。資料内では、免許不要の920MHz帯を利用した様々な通信規格(LoRa、Sigfox、ZETAなど)の特徴や、データを集約するプラットフォームの重要性についても触れられています。

これからの地域社会やスマートシティを支える通信インフラの基礎知識について、詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。

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