この資料は、従来のLPWANが抱えるコストやサイズの課題を解決し、超低コスト・薄型・使い捨てを実現する次世代のIoTタグ「ZETag」のコンセプトと技術仕様、そして活用可能性について紹介した発表資料です。
既存のLPWAN 1.0(=低消費電力で広域通信が可能な無線通信規格。ZETA、Sigfox、LoRa、NB-IoTなど)は、双方向通信をサポートしているものの、モジュールや電池のコストが高く、サイズも大きいため、多くの簡易的な用途において導入の障壁となっていました。そこで、IoTにおいて「本当に双方向通信(下りリンク)が必要なのか」という問いから、送信機能に特化し、極限までコストとサイズを削ぎ落とした「LPWAN 2.0」のコンセプトが提唱されました。
ZETagは、送信専用(Transmits only)に機能を絞り、位置追跡はアクセスポイントの三角測量で行うことで、シンプルな回路構成を実現しました。電源には、安価で薄く柔軟な「印刷電池(=シート状に印刷されたバッテリー)」やコイン電池を使用できます。
中国・アモイの郊外で行われた実証実験では、時速30kmで走行する車両からでも3〜5kmの安定した通信カバー範囲を記録し、低コストながら十分な通信性能を持つことが実証されました。
この技術により、これまでコスト面で難しかった物流資材の追跡、スマートパッケージング、食品や医薬品の配送プロセス管理(品質管理や汚染防止)、さらにはウェアラブルな医療用センサーなど、幅広い分野での使い捨て(ディスポーザブル)IoTの活用が期待されます。詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。
ZETAアライアンスは、産官学民でZETAの活用を広げる団体です。会員になると、技術・マーケティング資料の入手、ワーキンググループやセミナー・シンポジウムへの参加、ビジネスマッチングなどの機会をご利用いただけます。実証事例にご関心をお持ちの方は、ぜひ入会をご検討ください。