セミナー第12回 ZETA Members DAY

地域IoTビジネスの取組について

2025.05.09 · 東京ケーブルネットワーク株式会社
ZETAアライアンスへの入会について
OVERVIEW ― 概要詳細

この資料は、東京ドームシティ周辺の市街地において、自社のCATV通信インフラとZETAのメッシュネットワークを掛け合わせ、建物深部や高低差のある環境におけるセンシングの可能性を検証した実証実験の記録です。

    この資料でわかること
  • キャリア型LPWAが届きにくい市街地の建物深部や高低差のある環境で、ZETAのメッシュネットワークがどう機能するか
  • 超音波センサーを用いたゴミ箱の蓄積状況監視や、高所にあるドレンパンの漏水遠隔監視の具体的な設置・運用イメージ
  • 業界共通の「連盟IoTダッシュボード」とZETAサーバー間のAPI連携によるデータの見える化プロセス
最大4ホップメッシュネットワークでビル間を繋ぐ
高低差 約30m屋内・屋外を跨ぐシビアな電波環境を克服
2つの実証ゴミ箱の蓄積監視とエアコンの漏水監視

背景・目的

ケーブルテレビ(CATV)業界において、市街地エリアにおける地域IoTビジネスの事例はこれまでほとんどありませんでした。その原因として、既存のキャリア型LPWA(=特定の通信事業者が提供する広域・低消費電力の無線通信技術)では、建物の深部まで電波が届きにくいという課題がありました。

そこで、東京ケーブルネットワークは、自社が持つ強固な通信インフラと、中継器(Mote)を介して網の目のように通信を繋ぐ「メッシュネットワーク(マルチホップ通信)」が構築可能なZETAを組み合わせ、市街地や商業施設内における建物深部のセンシング(=センサーによる情報収集)の可能性を検証することとしました。

自社通信インフラとZETAの自営基地局(AP)を掛け合わせ、市街地エリアの建物深部における通信課題の解決に挑む。

取り組み・わかったこと

実証実験は東京ドームシティエリアで実施されました。巨大なドーム球場を挟んだ反対側にあるゴミ箱に超音波距離センサーを設置して蓄積状況を可視化したほか、目視確認が困難な高所(地上高約4m)にあるエアコンのドレンパン(=結露水を受け止める皿)に漏水センサーを設置し、遠隔監視を行いました。

電波の受信が非常にシビアな建屋の狭間や、高低差約30mにおよぶビル間・建物内外の環境であっても、ZETAのメッシュネットワークを活用することで安定したデータ疎通を確認。さらに、日本ケーブルテレビ連盟の共通ダッシュボードとZETAサーバー間のAPI連携にも初めて成功しました。

この成果は、商業施設での設備管理や、自治体・行政における防災・防犯対策(水位監視や人感センサーによる防犯強化など)に幅広く役立つものです。詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。

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