セミナー第1回 ZETA Developers Forum

低消費電力設計ツールPowerHunterのご紹介

2021.04.16 · 株式会社テクサー
ZETAアライアンスへの入会について
OVERVIEW ― 概要詳細

この資料は、IoT端末の消費電力を可視化・解析するツール「PowerHunter」の機能と、スマートビル用漏水センサーの早期電池切れトラブルを解決した実証プロセスを紹介するセミナー資料です。

    この資料でわかること
  • IoT端末の消費電流や動作パターンを可視化・解析する手法
  • 1週間以上の長期測定データから、異常動作(電池消費の真因)を特定する手順
  • 実測データに基づいた、高精度な電池寿命の予測方法
1週間以上長期の連続動作を記録可能
1GB / 時間詳細な電流データを分割解析
高精度実測値に基づく電池寿命予測

背景・目的

スマートビルに設置した漏水センサーにおいて、想定動作期間「1年以上」に対して、実際にはわずか3ヶ月で動作停止してしまうトラブルが発生しました。原因を究明するため、通信プロトコル「ZETA-P(=ZETAの通信規格の一つ)」で動作する現場のセンサーを回収し、低消費電力設計ツール「PowerHunter」を用いて長期動作の測定・解析を行いました。

想定寿命1年がなぜ3ヶ月に?実機測定で隠れた異常動作を暴く

取り組み・わかったこと

PowerHunterを用いて現場と同じネットワーク環境を再現し、5日間の長期測定を実施しました。解析の結果、中継器(Mote)が停止した際に、センサーがネットワーク検索を繰り返し、1時間ごとに異常な電流パルス(平均11.5mA、5分間で約1mAh消費)が発生していることが判明しました。接続失敗時に休止状態へ移行する「Longスリーブ機能(=ネットワーク未接続時に検索を一時停止して電力を節約する仕組み)」が無効になっていたことが早期電池切れの真因でした。

このように、PowerHunterは端末の動作パターンをデジタル化し、開発効率化や現場のトラブルシューティング、高精度な電池寿命予測に貢献します。詳しい解析手順や測定画面、ZETAの各通信モードにおける消費電流の比較データなどは、資料本編(PDF)をご覧ください。

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