この資料は、ZETA通信を活用した熱中症予防システムを滋賀県近江八幡市の教育施設へ設置し、属人的な管理から脱却して地域全体で安全を守る取り組みを行った実証記録です。
コロナ禍において、子どもたちや社会弱者が安全安心に暮らせる地域づくりを目指し、小学校の熱中症対策という課題に着目しました。従来の熱中症対策は、特定の担当者がその都度計測する「属人的な手法」に頼っており、リアルタイムな危険情報の共有や迅速な予防措置が難しいという限界がありました。
そこで、シグマトップ社が持つIT・IoT技術とメンテナンス技術を活用し、地域一体となって熱中症リスクを予知・予防できるモデル地区の構築(スモールスタート)を計画しました。
近江八幡市の北里学区にある保育園、小学校、幼稚園などの教育施設に、電源不要のZETA温湿度センサーと基地局を設置しました。収集されたデータから暑さ指数(WBGT=熱中症を引き起こす主な要因である気温・湿度・輻射熱を取り入れた指標)を自動計算し、WEBアプリや施設内に設置したモニターで可視化しました。
暑さ指数が31以上(危険レベル)に達した際には、学校関係者や地域のスポーツ団体代表者へ自動でアラートメールが届く仕組みを構築。これにより、教職員間での迅速な情報共有が可能になり、子どもたち自身もモニターを通じて熱中症予防への関心を高めるという教育的効果も生まれました。
今後は、設置場所による測定値の差などの課題を改善しつつ、河川の水位監視やスマート農業など、自然災害対策や地域活性化への応用展開を目指しています。詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。
ZETAアライアンスは、産官学民でZETAの活用を広げる団体です。会員になると、技術・マーケティング資料の入手、ワーキンググループやセミナー・シンポジウムへの参加、ビジネスマッチングなどの機会をご利用いただけます。実証事例にご関心をお持ちの方は、ぜひ入会をご検討ください。