セミナー第3回 ZETA Developers FORUM

京都テストベッドの利用報告とトラブルシューティング

2021.06.11 · 株式会社ソシオネクスト
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OVERVIEW ― 概要詳細

この資料は、株式会社ソシオネクストが京都テストベッド(=京都リサーチパークに設置されたZETA基地局)を利用し、約2.3km離れた自社オフィスとの間でZETA通信の接続実験を行った際のトラブルシューティングと、同社のZETA関連デバイス開発の取り組みをまとめたセミナー資料です。

    この資料でわかること
  • ZETA通信で「つながらない」ときに確認すべきMote(中継器)の仕様とリセット手順
  • アンテナの利得(=電波を送受信する性能)強化による屋内通信エリアの改善効果
  • 電波シミュレーションやSniffer(=電波を観測するツール)を活用した効率的な置局・接続確認の手法
2.3 kmテストベッドとの直線距離
-110 dBm電波シミュレーション値

背景・目的

ソシオネクストは、ZETA通信技術を利用したアクティブ型RFIDタグ「ZETag」用の1チップLSIや、24GHz電波式測距センサーを活用した「プレゼンス検知センサー」などのキーデバイス開発に取り組んでいます。これらのデバイスの実証およびZETA通信の特性理解のため、京都リサーチパークに設置されている「京都テストベッド」との接続実験を企画しました。当初、直線距離で2.3kmという見通しの良い環境でありながら、初期接続に失敗するなどの課題に直面しました。

実践から得られた3つの教訓:
  • Mote(中継器)の再接続時は、電池の脱着による物理リセットが必須であること
  • 標準の基板型アンテナから高利得な基板同軸アンテナへ交換することで、屋内通信が劇的に改善すること
  • 闇雲に現地を歩き回る前に、電波シミュレーションで通信エリアを予測することが極めて有効であること

取り組み・わかったこと

実験では、Moteが一度接続したアクセスポイントを記憶し続ける仕様であるため、別のアクセスポイントに切り替える際には電池脱着によるリセットが必要だったことが判明しました。また、アンテナの交換や、Snifferログを用いたプロトコル(=通信手順)の解析により、接続プロセスの可視化に成功しました。

さらに、電波シミュレーションデータを活用することで、基地局やMoteの最適な置局検討を効率的に行えることを実証しています。これらの知見は、工場やオフィス、商業施設などでZETAネットワークを新規に構築・運用する際のトラブルシューティングガイドとして非常に役立ちます。詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。

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