この資料は、ZETA京都テストベッド(京都リサーチパーク内)において、ミリ波レーダーを用いたプレゼンス(在席)センサーを24時間稼働させ、通信の安定性とデータ活用方法を検証した実証実験の記録です。
本検証は、セキュリティ対応(=暗号鍵や認証鍵を設定して通信の安全性を高めた仕様)のZETA R3規格センサーを初めて実地で使用し、長時間の運用下における通信の安定性とデータの到達性を確認することを目的に行われました。また、取得した在席データから行動パターンの傾向を分析し、ZETAサーバーへAPI(=システム間でデータを連携する仕組み)接続して可視化を試みています。
ミリ波レーダー(=電波を使って人の微細な動きを検知する技術)を搭載した小型センサーをPCディスプレイの下に設置。15分間にわたって1秒あたり4回行われる検知のうち、在席と判断された割合(在席率)をZETA通信で送信しました。約200m離れたアクセスポイントとの間で、データ欠損のない極めて安定した通信環境が確認されています。
取得したデータはExcelやnode-red(=視覚的にプログラムをつなぎ合わせて開発するツール)を用いてグラフ化され、出退勤のタイミングや昼休み、定期的な離席などの行動パターンが明確に可視化されました。この仕組みは、オフィスビルの省エネ制御(空調・照明の自動調整)や、介護施設での見守りシステム、自習室の混雑把握など、幅広いスマート空間設計に役立ちます。詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。
ZETAアライアンスは、産官学民でZETAの活用を広げる団体です。会員になると、技術・マーケティング資料の入手、ワーキンググループやセミナー・シンポジウムへの参加、ビジネスマッチングなどの機会をご利用いただけます。実証事例にご関心をお持ちの方は、ぜひ入会をご検討ください。