この資料は、低コスト・薄型・長距離伝送を同時に実現する新しい電子タグ「ZETag」の最新動向と、物流や資産管理における具体的な活用アイデア、国内での実証実験計画についてまとめたセミナー発表資料です。
LPWA(=低消費電力で広域をカバーする無線通信技術)市場の約50%を占める「物流・資産管理」分野において、従来の電子タグは「コスト」「サイズ」「伝送距離」のすべてを同時に満たすことが困難でした。伝送距離が長いアクティブタグ(=電池内蔵型)はコストが高くサイズが大きくなり、低コストなパッシブタグ(=電池なし型)は伝送距離が約2メートルと短いという欠点がありました。
この課題を解決するため、凸版印刷が主査を務める「ZETagWG(=ワーキンググループ)」が発足。低コスト・小型軽量・長距離伝送を同時に実現する「ZETag(=ZETA通信を用いたアクティブタグ)」を活用し、物流IoTの加速と新たな付加価値の創出を目指しています。
ZETagは、リーダーでの読み取りが不要で、受信信号強度に基づく位置特定が可能です。これにより、物流プロセスにおける貨物のリアルタイムな位置把握や、開封・取り外し検知によるセキュリティ向上が期待できます。また、リサイクル可能な自動棚卸測位ボックスにZETagを搭載することで、紙パッケージ廃棄問題を解決する環境配慮型のソリューションも提案されています。
WGでは、見守り(テーマパークや登山客の位置把握)、防災(消火器やAEDの使用検知)、資産管理(カートやパレットの管理)など、多岐にわたる実証実験案がブレストされました。特に、電力会社における「電線ケーブルドラムの資産管理」が有力候補として挙げられており、国内でのサービス化に向けた具体的な検討が進められています。詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。
ZETAアライアンスは、産官学民でZETAの活用を広げる団体です。会員になると、技術・マーケティング資料の入手、ワーキンググループやセミナー・シンポジウムへの参加、ビジネスマッチングなどの機会をご利用いただけます。実証事例にご関心をお持ちの方は、ぜひ入会をご検討ください。